実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開
12/29(月) 7:00配信
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テレビ高知
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「あなた名義の口座が犯罪に使われている」…もし、“警察官”を名乗る人物からこんな電話がかかってきたら、あなたは冷静でいられるでしょうか。急増している捜査機関を騙る特殊詐欺。本物の警察官にかかってきた電話の実際の音声を、高知県警が公開しました。犯人はどのようにして「逃げられない状況」を作り出すのか。その卑劣な手口を徹底解説します。
【実際のやり取り】巧妙な話術で捜査機関かたる詐欺犯…本物の警察官との心理戦
■電話を受けたのは本物の警察官…その彼を「容疑者」扱いする詐欺師
犯人(やりとりでは、犯)は、相手がまさか本物の警察官(以下、Aさん)であるとは露知らず、「大阪府警」を名乗り、電話をかけてきました。着信番号は「+1から始まり、末尾が0110」Aさんはこの時点で違和感を感じます。
「ワ81334」という事件番号や、「8000万円の不正取引」という具体的な数字を提示。被害者の不安をあおり、思考を停止させようという狙いとみられます。
犯:昨日まで途中まで行っていました、信号検査の方の準備をさせていただきたいんですけれども
A:私のほら事件番号とかいってたじゃないですか、あれはなんかもう事件としてなにかこう動いてるんですか
犯:事件の捜査はもちろん警察でしておりまして、この事件番号はおそらくワ81334のことですよね
A:○○○○ていう犯人が私の名義で銀行カードを作って、8000万円くらいの取引の履歴があって、特殊詐欺に使われたということで…今もその形で捜査しているんですか
犯:はい。事件の捜査は引き続き当然行っておりまして、○○さんの名義で作られている銀行口座がこの事件の中で実際使用されているということから、捜査を行います
■捏造された捜査「信号検査」
次に犯人が持ち出したのは「信号検査」と「金融リストの作成」という言葉でした。
犯人は、スマートフォンの通信記録を調べることが「身の潔白」を証明する唯一の手段であると強調します。
プロの警察官を相手に、堂々と架空の捜査を説明するこの図太さは、彼らがいかに徹底したマニュアル教育を受けているかを物語っています。
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電話は、こうして終わりました。一連のやりとりからは、犯人が執拗で、それらしい嘘をつく、という現実が、見て取れます。
■ 特殊詐欺「見破り」チェックリスト
▼国際電話番号(+1、+61など)かつ末尾が0110は詐欺だと疑う
今回の警察官への詐欺電話も、国際電話番号(+1から始まる)で末尾が0110でした。末尾の0110は、実際に全国の警察署で使用されている番号です。オレオレ詐欺にあうきっかけのほとんどが電話で、中でも半数以上が国際電話です。
▼警察はアプリの導入を求めない
「信号検査」や「金融リスト」のためにLINEなどを入れろと言う警察官は存在しません。
▼「守秘義務」での口止め
他の警察署や家族への相談を禁じるのは、詐欺だとバレるのを防ぐための最大の嘘です。
▼「逮捕」という脅し
電話1本で逮捕状をちらつかせて捜査協力を迫ることは、本物の警察の捜査ではありえません。
▼対面を拒否する
「調べ室が空いていない」などと言って来署を拒むのは、詐欺師だからです。
▼長時間にわたる電話
不安をあおり冷静さを失わせるために、詐欺師は長時間に及ぶ電話をするケースが多いということです。
【少しでも不審に思ったら】
相手の所属と氏名を控え、一度電話を切りましょう。その後、警察専用相談電話「#9110」に電話をするようにしてください。
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