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手塚治虫の幻の作品『ながい窖』が刊行、即重版 朝鮮人差別を真っ正面から描いたマンガの神様

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手塚治虫の幻の作品『ながい窖』が刊行、即重版 朝鮮人差別を真っ正面から描いたマンガの神様


『ながい窖』、さきほど、配達になりましたのでアップします。







手塚治虫の幻の作品『ながい窖』が刊行、即重版 朝鮮人差別を真っ正面から描いたマンガの神様

2026年7月6日 06時00分

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 「鉄腕アトム」や「火の鳥」などで知られる漫画家手塚治虫(1928~89年)による、朝鮮人差別をテーマにした幻の短編「ながい窖(あな)」が、法政大学出版局から刊行された。即完売し、増刷を重ねている。

幻の短編『ながい窖』の表紙(法政大学出版局)©手塚プロダクション


 復刻に奔走した編集者の赤羽健さん(35)は「当時と今で本質的な問題は変わっていない」と語る。(清水祐樹)

◆なぜか全集未収録で絶版、幻に

 初出は1970年、雑誌「サンデー毎日」だ。一度は短編集に収録されたが絶版になり、長く読めない状態だった。全集未収録で、その理由は「当時を知る人がおらず、わからない」(手塚プロダクション)という。


 物語の舞台は、1970年の東京。主人公の森山は、会社重役として社会的成功を収めている。だが、巨大な窖が出てくる記憶にたびたび悩まされている。


 実は森山は、戦後に日本国籍を取得した朝鮮人で、戦時中、岐阜県瑞浪市の戸狩山に掘られた実在する地下壕(ごう)で、過酷な労働を強いられていた。

地下壕の舞台は岐阜県の戸狩山(左)。右は地下壕での強制労働が描かれた場面(見開きページではありません)=いずれも手塚治虫『ながい窖』(法政大学出版局)より ©手塚プロダクション



 作中では、虐待された過去ゆえに差別におびえる森山の姿が繰り返し描かれる。娘が交通事故に遭っても、出自を知られまいと身元を偽る。そんな父に憤慨した息子は民族意識に目覚めて朝鮮学校に進むが、日本人から暴行される。そこでも森...




鉄腕アトム」や「火の鳥」などで知られる漫画家手塚治虫(1928~89年)による、朝鮮人差別をテーマにした幻の短編「ながい窖(あな)」が、法政大学出版局から刊行された。即完売し、増刷を重ねている。

幻の短編『ながい窖』の表紙(法政大学出版局)©手塚プロダクション

幻の短編『ながい窖』の表紙(法政大学出版局)©手塚プロダクション

 復刻に奔走した編集者の赤羽健さん(35)は「当時と今で本質的な問題は変わっていない」と語る。(清水祐樹)

◆なぜか全集未収録で絶版、幻に

 初出は1970年、雑誌「サンデー毎日」だ。一度は短編集に収録されたが絶版になり、長く読めない状態だった。全集未収録で、その理由は「当時を知る人がおらず、わからない」(手塚プロダクション)という。

 物語の舞台は、1970年の東京。主人公の森山は、会社重役として社会的成功を収めている。だが、巨大な窖が出てくる記憶にたびたび悩まされている。

 実は森山は、戦後に日本国籍を取得した朝鮮人で、戦時中、岐阜県瑞浪市の戸狩山に掘られた実在する地下壕(ごう)で、過酷な労働を強いられていた。

地下壕の舞台は岐阜県の戸狩山(左)。右は地下壕での強制労働が描かれた場面(見開きページではありません)=いずれも手塚治虫『ながい窖』(法政大学出版局)より ©手塚プロダクション

地下壕の舞台は岐阜県の戸狩山(左)。右は地下壕での強制労働が描かれた場面(見開きページではありません)=いずれも手塚治虫『ながい窖』(法政大学出版局)より ©手塚プロダクション

 作中では、虐待された過去ゆえに差別におびえる森山の姿が繰り返し描かれる。娘が交通事故に遭っても、出自を知られまいと身元を偽る。そんな父に憤慨した息子は民族意識に目覚めて朝鮮学校に進むが、日本人から暴行される。そこでも森...