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彼女に「医者=金持ち」と勘違いされ…女性不信に陥った35歳研究医

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彼女に「医者=金持ち」と勘違いされ…女性不信に陥った35歳研究医


就いている仕事によっても大きく異なる収入。厚生労働省の『賃金構造基本統計調査』によると、全職種の平均年収は454.5万円(2017年)だが、なかには1000万円以上の職業もある。 

医者との結婚を夢見る女性もいるはずだ(写真はイメージ、以下同)
 なかでも医師の平均年収は1230万円(同)。同じ高収入で知られる弁護士(1029万円)よりも200万円も多い。そのため、独身の若手医師の婚活市場での人気は非常に高い。彼らが参加するお見合いパーティでは、女性側の参加料のほうが高い場合もあるほどだ。 

医者でも研究医の収入は安い?
「でも、医者だから高給取りだろうっていうのは大きな間違い。医療関係者なら知っていても、どうも世間ではそこを勘違いしている方が多いみたいで……」  

そう苦笑いするのは、現役医師の須藤竜児さん(仮名・35歳)。某大学病院に勤務するも現在の年収は650万円と意外なほど少ない。  「実は、医者って病院の規模と収入が反比例していると言われていて、勤務医だと街の小さなクリニックの先生のほうが給料がいいんです。しかも、私は患者さんを診察する臨床医ではなく、治療法が確立されていない病気や未知のウイルスなどを調べたりする研究医。やりがいのある仕事ですけど、臨床医よりも収入は少ないので。同年代でも商社やメガバンクはもちろん、他業種でも私より多くもらっている人はたくさんいますよ」  

医大生のころから研究医を目指しており、仕事には満足しているという須藤さん。収入が安いといってもあくまで医師の中ではの話で、世間の水準からみれば多くもらっているほうだ。 「ですが、仮に本当の年収を教えたとしても『もっともらっているはず』って信じてくれませんよ。私だって違う仕事に就いていたら医師は金持ちだと思っていたでしょうからね」  なかでも4年前、高校の同級生の結婚式で知り合った女性の食いつきはすごかったという。 


高報酬のクリニックへの転職を勧めてくる
 「二次会で友達が酔った勢いで『コイツ、医者なんだぜ!』と言っちゃったからもう大変で。女性はほとんどが既婚者か彼氏持ちだったんですけど、新婦の同僚っていう女性が急に隣に来て、『すごーい!お医者さんなんですね』ってそのまま私のそばから離れようとしないんです。一瞬どうしようと思いましたけど、女優の有村架純さんに似たかわいらしいタイプの女性だったし、普段そうやって話しかけてくれるようなコなんて全然いなかったので……」  

恋愛経験も少なく、5年以上彼女がいなかった須藤さんは、そのまま押し切られる形で交際をスタート。ところが、彼が研究医で期待していたほど収入が多くないことを知ると、しきりに高報酬の民間のクリニックに転職するように勧めてきたというのだ。 「今の職場に満足していると何度説明しても『将来のことを考えたら、もっと給料のいいところで働いたほうがいい』と主張して譲らないんです。別にプロポーズもしていなかったのに、彼女の中では私との結婚が当然のことのようになっていて、『ウチの両親にはいつ挨拶に来てくれるの?』とか勝手に話を進めてくるんです。そういう姿を見ているうちになんだか怖くなっちゃって、それでこちらから別れを切り出したんです」

しばらく女性不振に…
 だが、別れた理由はこれだけではない。 「医大時代の友達に彼女を紹介したことがあったんですが、彼にも色目を使ってアプローチをかけていたんです。これでは浮気されるのも時間の問題だと思ったので」  

しかし、別れ話を突き付けられた彼女は、「医者だと思ってきたら給料少ないし、裏切られたのはむしろ私のほう!」と怒り出す始末。別れた後に絡まれるようなことはなかったが、「医師という肩書き以外に自分が価値のない人間に感じてしまった」と女性不振に。 「なんとか結婚できましたが、今の嫁も出会って最初のころは、コイツもカネ目当なのではと疑っていましたから。職業を知って期待しちゃう気持ちもわからなくはないですが、その態度を露骨に出すのはやめてほしいですね」  

年収1000万円超えが当たり前の仕事だからといっても全員が、そうというわけではないのだ。